バイアスを与える

先日オーディオ友達にネットワークの音質が向上するよ、

とネットワークのコンデンサーにバイアスを掛けて

ゼロ点からプラス方向、マイナス方向に信号が振られないで

プラス領域だけで信号を受ける装置を手渡しして、使ってもらいました、

何でコンデンサーのプラス方向とマイナス方向へ信号を加えると悪いのか ?

コンデンサーは真空管アンプカップリング・コンみたいに

常に高圧(プラス)が掛かっているのでコンデンサーが振動し難いです、

0からプラス、マイナスに信号が来るとコンデンサーの箔が振動して

嫌な音になります。

 

使ってもらった結果は分からない、効果は感じなかったでした。

 

効果のない物をすすめては申し訳ないので自分でどうなのか?

確認の為に接続しました、

3WAYの時はデジタルクロスオーバーのマルチアンプでしたが

4WAYになりツイーターはコンデンサーを接続しています、

その下の励磁の中高音は1100Hzでクロスしています、

その励磁の信号にコンデンサーで4KHzで接続しています、

つまり1100Hzで48db/octで切った上に

4KHzで6db/octでさらに下を切っています。

 

1聴して変化が有りました、高域が冴え冴えクリアーさが増しました、

晴れ渡たった空の様です。

展覧会の絵を掛けました、

冒頭のトランペットの音がクリアーに澄んで

トランペットの回りに纏わりつく空気が凄く綺麗です、

その後の弦もクリアーで柔らかです、

弦が重なっても混濁しません。

 

ビッグバンドJAZZも聴きました、

ソロ楽器の後ろに伴奏の楽器があり実在感が明らかに増しています、

バイアスを掛けない時はともすると五月蠅い時が有りましたが

バイアスを掛けると複数の楽器の音が分離するので静かで自然です。

 

中々再生が大変なカルミナブラーナーも掛けました、

ほとんど全編合唱なので声が濁りクリアーな再生がムズカシイ曲です。

バイアスなしでは合唱の先頭の人がスピーカーの先端に引っ付き、

その位置で歌います、

バイアスを掛けると合唱している人達は後方に広がりステージを作ります、

極めて自然になります。

 

LPも聴いてみました。

 

スリーブラインドマイスの山本剛トリオです、

シンバルが冴えます、ピアノもクリアーで余韻も綺麗です、

ウッドベースもクリアーで音程が分かります、

全域でバイアスの効果ありです。

バイアスを外すと二日酔いのお父さんみたいに聴こえます(笑)。

 

 

少し配置を換えました。

 

右側もツイーターを外側に移動しました、

移動前です。

 

移動後です、

中高音のホーンがツイーターの邪魔にならない様に少し後ろに下げて

ディレイの調整もしました、

まだ調整中ですが前と同じ位の音質です。

 

今はメバルで一杯やっています。

 

旨味を出す為に3日間寝かせました、

まだ旨味は感じれないです、

でも身が締まって美味しいです。

 

いわしの握り寿司も食べています。

 

脂の旨味が濃厚で大変美味しいです。