熱中症で救急搬送人が北海道が 東京の2倍です。
猛暑の影響で、北日本では熱中症患者も急増。総務省消防庁によると、
8月21~27日の熱中症による救急搬送人数(速報値)は、
都道府県別で北海道が935人と最も多く、
2番目だった東京(410人)の2倍以上となった。
5月1日~8月27日(速報値)でみると、
北海道は3058人に上り、前年同期比2019人増。青森、岩手、秋田でも
前年同期の2倍以上に膨れ上がった。
消防庁の担当者は「熱中症の搬送者は大都市圏で多い傾向にあり、
北海道が最多となるのは非常に珍しい。
住民が暑さに慣れていないことやエアコンの設置数が少ないことが理由として考えられる」と話した。
民間気象会社「ウェザーニューズ」の調査(令和3年)によると、
全国平均が93%なのに対し、岩手80%、青森61%で、
北海道に至っては42%と全国で最も低かった。
気象庁は9~11月の3カ月予報で、
全国的に各月とも高温または高温傾向と発
「9月は残暑が厳しく、熱中症の危険性が高い状態が続く」と注意を呼びかけている